診断サイトは、まだ顧客ではないもののサービスに関心を持っている人が、自分の悩みを整理しながら、あなたのサービスに出会う入口になります。
「自分はどのタイプか」
「何から始めればよいか」
と質問に答える体験が、読むだけの紹介ページにはない、サービスを知ってもらうきっかけをつくります。

無料診断で相談や商品へつなげることも、詳しい結果・レポート・継続サポートを有料サービスとして提供することもできます。制作会社選びでは、質問画面の見た目だけでなく、質問の順番、回答をどの結果に変えるかというルール、人が読んで納得できる自然な結果文まで相談できるかが重要です。

この記事では、診断コンテンツ・無料診断・診断サービス・診断システムの違いを、初めての方にもわかるように整理します。そのうえで、無料診断を相談や商品につなげる流れ、制作会社を選ぶ5つの基準、費用と制作期間の見方を説明します。BANSO ADVISORで実装した
「回答に合わせて結果文を作る仕組み」
「決済後に詳しい結果を見せる仕組み」
「診断内容に紐づけて追加相談を利用できる仕組み」
「診断ページのどこで人が止まったかがわかる仕組み」
も取り上げるため、診断を集客やサービスに使うにはどこまで作ればよいか判断できます。

診断コンテンツ・無料診断・診断サービス・診断システムの違い

まず、4つは同じ種類の言葉ではありません。診断コンテンツがいちばん大きな枠で、その中に無料診断や有料の診断サービスがあります。それらを動かす裏側の仕組みが、診断システムです。
「何のために診断を作るのか」
を決めると、必要な機能も見えてきます。

種類何のために使う?入れるものの例
診断コンテンツまず知ってもらい、興味を持ってもらう質問、結果表示、SNS共有
無料診断無料で体験してもらい、相談や商品につなぐ無料結果、登録フォーム、提案ページ
診断サービス詳しい結果などを商品として販売する支払い、詳細レポート、購入後の結果解放、継続利用機能
診断システム診断を運営するための裏側の仕組み回答に応じた結果表示、支払い確認、運営者用画面

違いを一言でいうと、診断で何をしたいかです。
診断コンテンツはサービスを知ってもらう入口、無料診断は無料体験から相談や商品につなぐものです。診断サービスは詳しい結果やアドバイスを商品として販売するもの、診断システムは質問への回答に応じて結果を表示し、支払い済みかを確認し、運営者が内容を直す仕組みを指します。

たとえば、コーチやカウンセラーが
「自分の悩みを整理する無料診断」
を公開し、結果のあとに相談予約へつなげるなら、無料診断として設計します。詳しい解説や個別アドバイスを有料で渡すなら、支払い後だけ読める結果やレポートを用意します。継続的に使ってもらうなら、会員向けの情報や継続サービスを加えます。最初に決めるのは、何を後から足せるかではなく、診断を集客の入口にするのか、結果を商品として販売するのか、継続サービスにするのかという目的です。

制作会社へ依頼する前に決めたい4つの目的

  • 見込み客を集める:診断の回答前後にLINE登録、メール登録、相談予約を置きます。
  • 商品を提案する:回答や結果に応じて、講座、商品、メニューを出し分けます。
  • 診断を販売する:詳細結果、個別レポート、専門家の解説を決済後に提供します。
  • 継続利用をつくる:会員限定コンテンツ、定期的な再診断、相談の案内を組み合わせます。

この4つを同時に組み合わせることもできますが、必要な機能は目的によって変わります。見込み客を集めて相談や商品へつなげるなら、質問、結果、次の提案を中心に設計します。詳しい結果そのものを販売するなら、決済と有料結果の解放を組み込みます。購入後も継続して使ってもらうなら、継続サービスや会員向けの情報まで含めて考えます。技術的に足せる機能を並べるのではなく、診断で実現したい事業の流れから必要な範囲を決めることが大切です。

診断を集客の入口にする設計

診断が集客に向くのは、読むだけのコンテンツと違い、利用者が自分の回答を入力するからです。回答する過程で悩みが整理され、結果を見る動機も生まれます。

ただし、診断を置いただけでは相談や購入には進みません。結果を表示したあとに、なぜその案内が必要なのかを説明する必要があります。

無料診断から相談・講座・商品へ送る流れ

専門家サービスやスクールで使う場合は、診断ページに来てもらってから、相談や購入に進んでもらうまでを次の順番で考えます。

  1. 入口:悩みや関心に合うテーマで診断ページへ誘導します。
  2. 回答:結果に必要な質問だけを、負担にならない順番で提示します。
  3. 結果:タイプ名だけで終わらず、理由と具体的な次の行動まで返します。
  4. 登録:詳しい結果やチェックリストを受け取るための登録を案内します。
  5. 次の提案:結果と関係のある相談、講座、商品だけを提案します。

登録を先に求めすぎると、診断を試す理由が弱くなります。一方で、結果をすべて無料で出してしまうと、次の相談へ進むきっかけがなくなります。まずは結果の一部で
「自分にも関係がある」
と感じてもらい、詳しい解説や具体策は登録後に渡す。このように、試しやすさと次の行動のバランスを考えることが重要です。

回答データを提案の出し分けに使う

診断の回答は、単なる採点材料ではありません。利用者がどの質問で迷ったか、どの悩みを選んだかは、案内内容を考える材料になります。

  • 仕事の進め方に悩む人には、基礎講座や整理のための相談を案内する
  • 具体的な課題が見えている人には、個別支援や専門メニューを案内する
  • まだ情報収集段階の人には、無料の解説や継続配信を案内する

ここで注意したいのは、回答データを取ること自体を目的にしないことです。利用者が入力した情報を、どの結果や提案に反映するのかまで説明できる設計にすると、診断への納得感も高まります。

診断そのものを有料商品・会員制にする方法

診断を集客の入口だけでなく、商品として提供する方法もあります。たとえば、無料では簡易結果を返し、決済後に詳細レポート、個別アドバイス、専門家の解説を見せる形です。

この場合、必要なのは
「有料ページを作ること」
だけではありません。支払い後に、詳しい結果やレポートを見せる流れまで設計する必要があります。継続利用まで目的にする場合は、会員向けの情報や次の相談につながる案内を加えます。

無料診断から有料結果へ進める構成

段階利用者に見せるもの事業側の役割
無料体験簡易タイプ、要点、気づき診断の価値を体験してもらう
再訪診断書への再アクセス、続きの案内次の相談やサービスにつながる接点をつくる
支払い詳細結果、レポート、専門家の解説商品としての価値を提供する
継続再診断、会員限定コンテンツ、相談単発購入から継続利用へ広げる

会員制にする場合は、継続して受け取る情報や相談の案内、問い合わせ対応まで考える必要があります。会員制を目的にしない診断なら、無理に仕組みを大きくする必要はありません。回答を結果に変えるルールだけでなく、どのサービスへつなげるのかを先に決めてください。

診断サービスの価値は、結果を一度見せて終わることではなく、その結果を読んだ人が次の行動へ進めることです。詳しい結果を販売するのか、講座や個別相談へつなぐのか、会員限定の情報を届けるのかを先に決めると、必要な機能が整理できます。

無料ツールと専用に作る方法の違い

無料ツールや入力フォームを作るサービスは、診断を試してみたいときに便利です。質問が少なく、決まった結果を表示するだけなら、短期間で公開できます。

一方で、診断を事業の中心に置くなら、無料ツールの決まった機能に合わせるのではなく、自社の流れに合わせて専用の仕組みを作る方法があります。

確認項目無料ツールでできること専用に作るとできること
結果表示固定のタイプ・文章を表示回答の組み合わせから個別結果を生成する
AI利用外部サービスへ手動で渡す回答を安全に渡し、結果の書き方を整える
支払い別ページへ移動する支払いが済んだ人だけ詳しい結果を見られるようにする
継続利用案内ページや継続コンテンツを用意する一度の診断から次の相談やサービスへつなげる
会員向け情報継続して受け取れる内容を用意する利用目的に合う情報や案内を届ける
改善アクセス数を別の画面で見るどの質問で離れたか、結果のあと何をしたかを見る

専用開発が必要かどうかは、技術的に機能を追加できるかではなく、診断の目的で決めます。集客が目的なら、回答しやすい質問と結果後の提案を中心に作ります。結果販売が目的なら、決済と有料結果の解放までを一つの流れにします。継続利用が目的なら、継続サービスや会員向け情報まで含めて設計します。目的が決まれば、無料ツールで足りる範囲と専用開発が必要な範囲も見えてきます。

BANSO ADVISORの制作事例|診断をサービスとして組み立てる

Aillyが制作したBANSO ADVISORは、特性や行動傾向を選ぶと、その組み合わせをもとに診断結果を返すサービスです。
「気が散りやすい」
「刺激に疲れやすい」
「完璧を目指して動けなくなる」
「先延ばししやすい」
といった日常の行動傾向を整理し、自分に合う考え方や次の行動を見つけるきっかけとして設計しています。

この制作で重視したのは、質問に答えた人が
「自分のことをわかってくれた」
と感じられる診断体験です。回答内容に合わせて結果やアドバイスを出し分けられるため、タイプ名を表示するだけで終わらず、その人に合った気づきや次の行動まで伝えられます。診断の内容と提案がつながることで、結果を読んだ人が相談や商品、継続サービスへ進む理由もつくれます。

実装した主な機能

  • 回答画面:選択した特性を確認しながら、診断に必要な入力を進められる画面です。
  • 回答を結果に変えるルール:選択された特性の組み合わせを、結果を作るための情報として整理します。
  • AIによる結果文の作成:回答をもとに、伝える順番や表現を整えながら文章を作ります。
  • 結果を見せる条件の管理:支払い前に見せる部分と、支払い後に見せる詳しい結果を分けます。
  • 支払い機能:診断結果やサービスを有料で提供するための購入手続きを組み込みます。
  • 診断後のサービス提供:詳しい結果や追加相談など、診断を受けた人に必要な次のサービスへ自然につなげられます。

AIを使えば自動的に良い結果が返ってくるわけではありません。BANSO ADVISORでは、利用者に要点と次の行動が伝わるように、結果文の構成や表現を整えています。不安をあおらず、AIが書いたと感じにくい自然な文章に仕上げることを重視しています。

AIの文章をそのまま表示するのではなく、業種やサービスの接客に合うように、結果の順番、言葉の温度、次に提案する内容まで整えます。どの業種でも同じような結果文になるのを避け、サービスの魅力が伝わり、相談や購入につながる診断体験に仕上げられることが強みです。

BANSO ADVISORで判断したこと

  • 結果を固定文だけにせず、回答の組み合わせを結果生成へ反映する
  • AIの自由な文章生成に任せず、結果の構成と表現ルールを設計する
  • 支払い後に詳しい結果を生成し、診断内容に紐づく追加相談へつなげる
  • 診断結果から相談・商品・継続サービスへ進む流れまで、画面と機能を一貫して設計する

このような設計は、診断コンテンツを集客に使う場合にも共通します。結果を読んだ人が
「自分に必要なものは何か」
を考えられ、そのまま相談、講座、商品へ進める状態を作ることが目的です。

診断サイトにAIを組み込むと、何ができるのか

診断サイトにAIを組み込むメリットは、単に文章を自動生成することではありません。回答の内容に応じて結果やアドバイスを出し分け、相談や商品への提案まで一人ひとりに合わせられることです。診断を受けた人にとっては
「自分のことをわかってくれた」
と感じやすくなり、運営側にとっては、用意した診断ロジックに沿って個別性のある結果を届けやすくなります。

作り方できること向いているケース
固定文だけで返す安定した結果を、少ない構成で表示できる結果パターンが少ない、まず反応を確かめたい
AIで結果を生成する回答の組み合わせを反映し、結果文や行動提案を出し分けられる診断結果を有料化したい、相談や商品への流れを細かく変えたい

集客の面では、次の変化が起きます。

  • 結果が自分ごとになる:回答内容に触れた結果文ほど、続きを読みたい、あとで見返したいという動機が生まれます。
  • 次の案内を出し分けられる:結果に合わせて、相談、講座、商品、会員サービスなどの提案を変えられます。
  • 改善を続けやすい:結果の構成や表現ルールを更新すれば、複数の結果パターンを個別に書き直す負担を減らせます。

ただし、AIに自由に書かせれば良い診断になるわけではありません。回答内容を結果や次の行動へつなげる設計と、専門家が内容を確認できる体制が必要です。AIは診断サイトの価値を自動で作るものではなく、設計した価値を一人ひとりに届けるための仕組みです。

診断ページのどこで人が止まったかを知る方法

BANSO ADVISORでは、診断のどこまで進んだか、どこで回答をやめたか、結果のあとに相談ボタンを押したかを数えられる仕組みも組み込みました。診断ページのどこで人が動き、どこで止まったかを把握し、質問の順番や結果後の案内を改善するための仕組みです。

たとえば、診断サイトを道にたとえると、入口、質問の途中、結果の後にカウンターを置くイメージです。入口を通った人、診断を始めた人、最後まで進んだ人、相談ボタンを押した人を分けて数えます。誰が通ったかを追いかけるのではなく、どの地点で人が減ったかを見て、質問や案内を直すために使います。

見る地点計測する動き改善に使えること
入口診断ページへの訪問SNS、広告、検索など、どの入口が見られたか
診断開始最初の質問へ進んだ説明文や開始ボタンが分かりやすいか
回答途中設問ごとの進行・途中で回答をやめた箇所質問が長い、難しい、迷う箇所がないか
結果表示診断を完了して結果を見た結果まで進む体験が成立しているか
次の一歩相談、講座、商品などのボタンを押した結果文と次の提案がつながっているか

たとえば、入口には人が来ているのに診断開始が少なければ、紹介文や開始ボタンを見直します。診断は完了するのに相談・購入ボタンが押されなければ、結果文と次の提案のつながりを考え直します。

この仕組みを入れておけば、
「なんとなく使われていない」
と悩むのではなく、どこを直すかを決められます。診断コンテンツを公開して終わらせず、集客の入口として育てるための改善材料になります。専門用語を知らなくても、
「診断のどこで人が止まったかを見る仕組み」
と考えれば十分です。

診断コンテンツ制作会社を選ぶ5つの基準

制作会社の実績を見るときは、診断画面の見た目だけで判断しないことが大切です。次の5領域を、企画段階から公開後まで確認してください。

① 企画・設問設計を一緒に考えられるか

設問は多ければよいわけではありません。回答者が途中で回答をやめず、結果に必要な情報だけを取得し、結果後の提案へつながる順番にする必要があります。

  • 誰に使ってほしい診断かを言葉にできるか
  • 設問数と回答負担のバランスを説明できるか
  • 回答が結果や提案にどう反映されるかを示せるか

「何問作るか」
から始める会社より、
「診断後にどの行動へ進めたいか」
から設問を逆算する会社の方が、集客やサービス化に向いた設計になりやすいです。

② 結果文と回答のルールまで設計できるか

診断の満足度は、結果ページで決まります。タイプ名と短い説明だけでは、利用者が自分のための結果だと感じにくく、相談や購入の理由も生まれません。

制作会社へは、結果文を誰が作るのか、専門家にどこまで内容を確認してもらうのか、回答内容をどう結果へ反映するのかを確認します。AIを使う場合は、結果文の内容を確認し、不適切な表現を修正できる体制があるかも確認してください。

③ デザインと使いやすさを診断体験として設計できるか

診断は、質問に答える時間そのものがサービス体験です。現在地が分かる、選択肢の意味が理解できる、スマートフォンで押しやすい、結果が読みやすいといった細かな設計が、最後まで診断を終える人の割合に影響します。

デザイン確認では、トップページだけでなく、質問、回答中、入力ミス、結果、登録、支払い後、再訪時の画面を見せてもらいます。結果ページをサービスの案内ページとして使うなら、文章の順番と相談・購入ボタンの位置も重要です。

④ システム開発まで責任を持てるか

診断を相談への入口にするのか、詳しい結果を商品として提供するのか、継続サービスとして使うのかで、必要な仕組みは変わります。無料診断なら質問と結果表示、有料サービスなら決済と詳しい結果、継続利用なら会員向けの案内というように、目的から逆算して設計します。

制作会社を選ぶときは、画面だけを作る会社ではなく、診断の目的に合わせて必要な仕組みを整理し、画面から裏側まで一貫して任せられる会社かを見ます。診断を受けた人が結果を読み、相談や購入へ進むまでの動きを、画面と仕組みの両面から設計できることが重要です。

⑤ 公開後の分析・改善を追加で依頼できるか

診断を公開したあと、どこで回答が止まったか、結果のあとにどの提案へ進んだかを見て改善する運用もできます。自社で数字を見て改善できるなら、制作費だけで完了します。一方、数字の見方から改善の実行まで外部に任せる場合は、専門的な運用が必要になるため、制作費とは別に月額の追加オプションとして費用がかかります。

月額オプションで行う分析・改善の例は、次のとおりです。

  • 診断を始めた人と最後まで結果を見た人の差を確認する
  • 回答が止まりやすい設問や、分かりにくい入力部分を見つける
  • 結果ごとに、相談・講座・商品への進み方を確認する
  • 結果文や次の行動ボタンを、数字に合わせて改善する

数字を表示するだけでなく、
「どこで人が止まり、どの画面を直せば次の行動につながるか」
まで読み取り、改善を実行する作業です。Aillyでも、診断サイトの制作とは分けて、必要な場合のみ月額の追加オプションとして対応します。

診断コンテンツの制作費用と期間を決める項目

診断コンテンツの費用は、安い制作会社を探して決めるものではありません。診断を集客の入口として作るのか、詳しい結果を販売するサービスとして作るのかで、必要な設計と開発の範囲が変わります。質問と固定結果だけの簡易診断なら数十万円から、決済機能や複雑な結果生成まで含めるならサービス開発となり、数百万円規模になります。

費用に影響する8つの項目

  • 設問数:質問、選択肢、分岐、入力画面が増えるほど設計とテストが増えます。
  • 結果数:固定タイプの数、結果ページの文章量、画像や提案内容で変わります。
  • 回答を結果に変えるルール:単純な合計点か、複数の特徴を組み合わせるかで、作る手間と確認量が変わります。
  • AIの利用:文章を作るルール、内容の確認、作り直し、利用料、記録の扱いを決めます。
  • 支払い:商品、支払い状態、失敗、返金、領収書の情報などを扱います。
  • 継続利用:会員向け情報、問い合わせ対応、継続して使う理由を用意します。
  • 専門家による確認:質問や結果文の確認、表現の修正、どこまで確認するかを決めます。
  • 公開後の運用:必要な場合のみ、分析、改善、文章更新、サーバーや外部サービスの保守を追加します。

見積もりを比較するときは、合計金額だけでなく、企画、質問・結果設計、デザイン、開発、テスト、公開後の運用を分けて確認します。安く見える見積もりでも、AIとの接続や会員機能が別料金になっている場合があるためです。

制作期間の見方

決まった結果を表示する簡易診断なら、企画から公開まで数週間で進む場合があります。質問設計、結果文、デザイン、専用開発、支払い機能や会員機能まで含める場合は、検討とテストを含めて1〜2か月以上見ることが一般的です。

期間や費用を抑えたい場合でも、機能をあとから継ぎ足す前提にはしません。集客用、結果販売用、継続サービス用のどれを作るのかを最初に決め、その目的に必要な範囲を一つの仕様として設計します。

  1. 集客が目的:質問、結果、結果後の相談・商品提案、どこで人が離れたかを見る仕組みまで設計します。
  2. 結果販売が目的:無料で見せる範囲、有料で返す内容、決済確認、購入後の結果解放までを一つの流れにします。
  3. 継続サービスが目的:会員向け情報、問い合わせ対応、継続利用に必要な案内を最初から含めます。

目的が変わる場合は、既存の診断画面に機能を増築するのではなく、現在の仕組みへの影響を確認したうえで、別の仕様・別の開発として扱う方が安全です。目的、必要なデータ、決済や会員情報の扱いを最初に制作会社と確認しておけば、無理な追加開発による不具合や運用の複雑化を避けやすくなります。

診断コンテンツの制作依頼が向いているケース

診断サイトは、すべての事業に必要なわけではありません。次の条件に当てはまるなら、制作会社へ相談する価値があります。

  • サービスの違いを説明するより、利用者自身に課題を見つけてもらいたい
  • 相談、講座、商品を相手の状態に合わせて提案したい
  • SNSや広告から、診断という体験を通じて見込み客を集めたい
  • 診断結果、個別レポート、会員サービスそのものを商品にしたい
  • 回答データをもとに、設問や案内を継続的に改善したい

反対に、診断後の案内が決まっていない、結果文を作る専門知識がない、公開後に改善する担当者がいない場合は、先に企画を整理します。制作会社に丸投げするより、誰に何を届け、どの行動へつなげるかを一緒に決める方が、成果の出る診断になりやすいからです。

診断コンテンツ制作会社への相談で伝えること

初回相談では、完成した仕様書がなくても構いません。次の情報があると、制作会社が必要な機能と優先順位を考えやすくなります。

  • 対象者:誰が、どのような悩みで診断を受けるのか
  • 目的:集客、相談予約、講座販売、診断結果の販売、会員化のどれか
  • 結果:タイプ名、アドバイス、商品提案、専門家の解説など何を返すのか
  • 必要機能:支払い後の結果表示、継続利用向けの案内、AIによる文章作成、運営者が結果を確認・修正する画面、分析の有無
  • 運用:誰が結果文や設問を更新し、公開後の改善を担当するのか

「診断サイトを作りたい」
という依頼を、
「どの利用者に、どの気づきを渡し、その後どのサービスへつなげるか」
という相談に変えると、制作会社の提案も比較しやすくなります。

よくある質問

診断コンテンツ制作会社には何を相談すればいいですか?

作りたい画面だけでなく、診断の目的、対象者、設問、結果文、次の行動、支払い後の結果表示や継続利用の有無まで相談します。企画から公開後の改善まで対応できる会社なら、見た目だけで終わらない設計を進めやすくなります。

診断コンテンツの制作費用はいくらですか?

簡単な質問と固定結果を表示する診断なら、数十万円からが目安です。決済機能や、回答に応じて複雑な結果を生成する仕組みまで組み込むと、単なるページ制作ではなくサービス開発になるため、数百万円規模になることがあります。設問数、結果数、AI利用、専門家による確認などでも費用は変わります。

診断サイトは集客と有料サービスの両方に使えますか?

使えます。無料結果の一部を入口にして相談や講座へ案内する方法と、支払い後に詳細結果や継続コンテンツを提供する方法を、同じ診断データから設計できます。

無料ツールとオリジナル開発はどう違いますか?

単純な分岐と結果表示だけなら無料ツールでも足ります。支払い後の結果表示、継続利用、AIによる結果文の作成、決済サービスやメール配信サービスとの接続、細かな分析まで必要なら、既存ツールの決まった機能ではなく、自社の流れに合わせて専用に作る方法が向いています。

診断ページのどこで人が止まったかを調べられますか?

調べられます。診断のどこまで進んだか、どこで回答をやめたか、結果のあとに相談や購入のボタンを押したかを数えられます。どこで人が離れたのかを把握できるため、質問の順番や結果後の案内を見直し、相談や購入につながりやすい流れへ改善できます。

まとめ|診断コンテンツ制作会社は「機能」より「事業の流れ」で選ぶ

診断コンテンツ制作会社を選ぶときは、設問や結果画面の制作実績だけでなく、企画、回答を結果に変えるルール、結果文、画面の見た目と使いやすさ、システム、公開後の改善まで確認します。
無料診断を集客の入口にするのか、診断結果を有料商品にするのか、会員制サービスへ育てるのかで、必要な機能と費用は変わります。

BANSO ADVISORでは、特性の組み合わせ、AIによる結果文の作成、詳しい結果や追加相談までを一つのサービスとして設計しました。診断を受けた人が結果を読んで終わらず、自分に必要な次のサービスへ進める流れを作っています。
診断を作ることが目的ではなく、診断の前後にある体験と事業の流れを作ることが目的です。

自社の診断が集客向きなのか、有料サービス向きなのか、無料ツールで足りるのか専用開発が必要なのかを整理したい場合は、AillyのHP作成・Web制作サービスをご覧ください。診断のテーマ、集客の流れ、必要な機能まで含めて、サイトとして設計・開発します。

診断が集客に向く理由や、質問・結果文の作り方を先に知りたい方は、診断コンテンツが集客に強い理由を解説した記事もご覧ください。

診断サイト作成より軽く済む「AIコンシェルジュ活用」

診断サイトでは、質問と結果タイプを先に作り込む必要があります。一方、質問と会話の中で相手の状況を聞き出し、そのまま相談や予約につなげたい場合は、AIコンシェルジュ
「Chat mate Socrates」
が向いています。

商品やサービスの情報、接客の流れをもとに、相手の状況や困りごとを順番に聞き、悩みを整理しながら会話を進めます。情報を一方的に案内するだけでなく、相手が自分の課題と必要性に気づく接客を組み立てられます。営業時間外も会話を止めず、相談や予約までの入口を任せられる点が、診断サイトとは異なる強みです。

Chat mate Socratesの詳細を見る →

AIを使って業務を変えたい方へ。
LINE公式アカウントに登録すると、今すぐ使えるAI活用資料4点を無料でプレゼントしています。

  • 1一人社長・少人数企業のAI導入セルフ診断チェックリスト
  • 2一人社長のためのAI業務自動化ガイド
  • 3社長のAI経営活用術
  • 4中小企業のためのAI業務効率化ガイド

登録していただいた方には、AIを使って成果を出すAI活用方法等をお届けします。

LINEで資料を受け取る